本校への入校をご検討中の皆さんへ

津高等技術学校は、三重県のものづくりを支える人材を育成する県立の職業能力開発校です。

本校では、ものづくりの技術・技能の習得と人間性豊かな創造力に富んだ社会人の育成を教育訓練方針とし、在学中に仕事に必要な資格を取得し、技能検定に合格して就職できるよう実践的な教育・訓練を行っています。

また、令和6年度普通課程の募集にあたっては、近年の急速なデジタル技術の発展やものづくり技術の高度化に対応するため、ICT分野を専門的に学ぶことができるICTエンジニア科、産業の基礎的な技能を取得できる産業技術科、さらに高い専門分野を学ぶことができる産業技術専攻科を設置するなど、社会の要請に応じた学科の再編など行ったところです。

訓練は、各科の定員が10名から20名で、一人ひとりをしっかりときめ細かくサポートします。

危険を伴う共同作業のカリキュラムなどでは、同僚・仲間と共同作業を安全・スムーズに行うためのコミュニケーション力を身につけることを特に大切にしています。

修了生は、ほぼ全員が県内の企業・事業所に就職しています。

本校では、優れた企業人になるとともに、地域を愛する社会人になっていってほしいとの考えから、自分が生まれ育った地域に就職し、地域に定着する希望を実現できるよう、就職先の企業・事業所としっかりと連携を図っています。

毎年行っている修了生へのアンケートでは、「本校で学んだことが就職先で役に立った」と回答が寄せられるとともに、修了生の就職先の上司や同僚の方からも高い評価をいただいています。

三重県には、大企業以外にも、全国に名の通った優良な中堅企業がたくさんあります。

こうした企業・事業所に皆さんが就職できるよう本校で学び、私たちと一緒に皆さんの夢をかなえてください。

令和5(2023)年 4月

校長 吉川 行洋