■普通課程
高等学校等を卒業、あるいは転職しようとする若年者が、2年間「ものづくり」や「自動車整備」などの技術を基礎から実習を中心に学び、技術者、技能者として就職をめざします。
高等学校普通科からの入校生が多く、各科は1学年15名又は20名定員で、きめ細かな指導を受けることで、技能の国家検定制度である「技能検定資格」をはじめ、様々な資格を取得し、概ね100%の就職率と就職後の高定着率を維持し続けています。
本校は「学校教育法」による学校でないことから、「短期大学卒業」「専門学校卒業」という学歴には該当しませんが、修了生は基礎基本が身についていることから、就職先の企業からも評価いただいています。
機械制御システム科 | 電子制御情報科 | 自動車技術科 | メタルクラフト科 |
◇本校の「取組」
2年生の後半には就職内定先の企業が必要とする技術・技能を習得するため、個人別のオーダーメイドカリキュラムや内定先企業での実習を実施しています。このふたつの仕組みは、就職先企業には「即戦力として期待できる」と、生徒のみなさんには「職場に早く溶け込める」と好評で、就職率と定着率の高さを「強み」としています。
◇資格の取得
国家資格である技能検定※2級 と 自動車整備士2級 など実践に即した多くの資格取得をめざします。
※技能検定とは、働く人の技能を一定の水準(知識・技術力・判断力等)によって検定し、国が技能の高さ(品質)を証明する制度です。これからは、誰が責任を持って製品として市場に出荷したか問われることになります。(製造物責任法、企業の社会的責任)大変重要な資格として企業では高く評価されています。
本校の特典
修了時の技能照査(試験)に合格することにより、技能検定2級の学科試験免除、自動車技術科は実技試験が免除になります。
例1 1年次に3級の「実技」に合格、「学科」が不合格の場合でも「3級資格」 が得られます。
例2 1年次に3級取得後、2年次に2級を受検し「学科」が不合格でも、「実技」を合格していれば「2級資格」が申請により確実に取得できます。
例3 修了時の試験に合格していれば、修了後に2級をめざす場合、「学科」が免除され、「実技」のみの受検になります。