第31回優秀板金製品技能フェア（アマダスクール）

　第３１回優秀板金製品技能フェア表彰式が、平成３１年３月９日（土）神奈川県のアマダソリューションセンターで行われました。本校は、学生作品の部に３作品応募し、最優秀作品に贈られる金賞と奨励賞を受賞しました。受賞した作品は、三重県立津高等技術学校メタルクラフト科の生徒が製作したもので、これまでに15年連続入賞し、うち10回は金賞を受賞しています。

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　金賞受賞作品「モノレールから見える街」は、チェーン駆動によりモノレールを動かせるようになっています。可動部品のため、僅かな誤差で動きが悪くなるので、とても精密な加工が必要でした。街並みは細部にとことんこだわり、よりリアルに見えるよう思考錯誤しながら製作しました。

　奨励賞受賞の「行燈　～春夏秋冬～」は春夏秋冬をイメージし、それぞれの面に四季を表す模様を描いており、行燈の中にある電灯を灯すことで鮮やかに模様が映し出される仕組みになっています。土台には、引き出しも備え付けてあり、見た目、機能面を兼ね備えた作品になっています。

　奨励賞受賞の「生花　～フラワーアレンジメント～」は、手加工中心で加工しており、材料、板の厚さ、加工方法など様々な改良を加え製作しました。一枚一枚の花弁の形を捉え、実物のようなバラに仕上げることができました。