機械制御システム科では、技能検定資格取得職種として、在学中に機械保全(電気系・機械系保全作業) と 機械加工(マシニングセンタ作業) の資格取得を目標にしています。 機械保全(電気系・機械系保全作業)資格は 1 年次に 3 級を受検し、合格者は2年次に 2 級取得を目標にします。一方、 機械加工(マシニングセンタ作業)は 前期に試験が実施されるため、カリキュラムの関係上1年次に機械加工の基礎を学び 2年次に 3 級取得をめざします。 ◇令和4年度前期検定では、機械加工3級(マシニングセンタ)で 9名の技能士が誕生し、機械保全3級(電気系保全)で6名の技能士が誕生しました。 また、機械保全2級(電気系及び機械系保全作業)の検定は、後期に実施が予定されており、全員合格をめざし頑張っています。 |
■機械加工(マシニングセンタ作業 3級) 前期実施
簡単な部品のプログラミング作業及び擬似工具によるマシニングセンタ加工(加工段取り等)を、立形又は横形マシニングセンタを使用して行う。(試験時間 プログラム30分 加工40分 計1時間10分)
■機械保全(電気系保全作業 3級) 前期実施
課題1 指示された仕様に基づき、試験用盤にリレーとタイマを用いて、入力2点及び出力2点の
配線作業を行い、回路を完成させた後、作動させる。
課題2 指示された有接点シーケンス回路の変更を行う。
(試験時間 課題1及び課題2 合計 60分)
課題3 与えられたリレー及びタイマを回路計(テスタ)及び試験用盤を用いて点検し、解答用紙に
記入した後、有接点シーケンス回路を点検修復する。(試験時間 50分)
■機械保全(電気系保全作業 2級) 後期実施
(1) プログラマブルコントローラ(PC)を用いて、シーケンスタイムチャートの回路を組立て、プログラ
ムを入力する。また、指示された仕様の追加を行う。
(2) リレー及びタイマリレーの点検を行う。また、有接点シーケンス回路を点検し、不良箇所の修
復を行う。
(試験時間 1時間50分)
■技能検定受検状況
■「技能競技大会入賞者表彰」